高橋ツトム

高橋ツトム（1965年、東京生まれ）は、現在のマンガ界を代表するクリエーターの一人。1989年に『地雷神』でプロマンガ家としてデビューして以来、インパクトのあるストーリーとリアルかつ表現力豊かな作風で世界各国のファンを魅了しつづけています。代表作に『爆音列島』『BLACK-BOX』『残響』『NeuN』などがあり、暴走族やボクサー、マフィア、第二次世界大戦など幅広い世界を舞台に、極限状況におかれた登場人物たちを重厚なタッチで描き出します。今回のマンガバルセロナでは、小学館、VIZメディア、Norma Editorialとの協働により高橋ツトムの待望の新作が刊行されます。幻の薬を巡る刺激に満ちた『ジャンボマックス』、ギターをめぐる人間模様を描く『ギターショップ・ロージー』というこれまでにないテーマに果敢に挑んだ作品を通じ、高橋ツトムは新境地を切り拓きました。