セルヒオ・エルナンデス

セルヒオ・エルナンデス（1994年、バレンシア生まれ）は作家兼脚本家。バレンシア大学スペイン語文献学部を卒業後、イタリア・ローマの映画実験センターで脚本の学位を取得。 2015年に『365 Primeras Citas』（Alupa Editorial）を出版し、プラサ・ラジオやプレイ・ラジオ・バレンシアなどのラジオ局で番組の脚本制作をスタート。やがてテレビ業界に活動を広げ、スペイン公営放送RTVEで短編映画を制作。2019年に発表した書籍『La última canción de primavera』（OléLibros）は、批評家やイサベル・コイシェを始めとする映画監督から高い評価を受けた。 2020年にはマンガ家のトニ・カバジェロと共著でハイテンポなスリラー作品『Backhome』（Planeta Cómic）を出版。同書はこれまでイタリアとフランスで翻訳出版されている。翌年には同じくトニ・カバジェロと制作した『El Diari de Laia』（Drassana）でディアフェブス青年小説賞を受賞し、Z世代の間で高い人気を博す。 2023年から2024年にかけてはロリータ・アルデアとの共著『Hysteria』（Planeta Cómic）、およびリチャード・マシスンの伝説的作品『I Am Legend』のグラフィックノベル版を発表したほか、初のオリジナル小説『La letra herida』を出版（Contraluz）。 現在、