むかしからマンガとビデオゲームは密接に関係しており、近代ゲームの歴史は日本のアート界にみられる豊かな想像力や美意識による影響を抜きに語ることはできない。
日本は長年にわたりビデオゲーム開発の分野で覇権を誇っており、ゲームをきっかけに日本発のアート表現やキャラクター、そしてストーリーテリングの世界に魅了されていったユーザーは数多い。
最近ビデオゲームの前身といえるボードゲームの人気が再燃し、新たな黄金時代を迎えようとしているが、そこにもやはり日本の影響を受けたイマジネーションが息づいている。
本展覧会ではマンガにかこまれて生まれ育ち、マンガとともに仕事をしてきたアーティストであるべア・カスティーリョ、エルネスト・サラ、マド・ペーニャの作品を紹介する。3人はビデオゲームやボードゲーム界に新たな世界観やキャラクターを提供している気鋭の作家たちだ。
べア・カスティーリョはイラストレーター兼コミックアーティストで、近年は『Wondering Galaxy』『Summoner Wars』『Creatures of Ara』等のゲームやビデオゲームのコンセプトアーティストとして活躍している。
エルネスト・サラはビデオゲーム「Mika and the Witch's Mountain」のメインアーティストを務めたほか、最近リリースされたボードゲーム「Delivery Witches」で、マド・ペーニャとともに上記の作品と同じ魔女の世界を表現している。
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